東京都よろず支援事例 2019 case08

東京都よろず支援事例 2019 case08

受託開発だけでなく新たに自社商品の販売に成功!

抱えていた課題

●受託開発の技術力が大変高いものの、販路開拓面で課題を抱えていた。
●また、受託開発は継続的な売上を確保しづらい特徴があり、常に顧客開拓に向けて奔走する必要があるというビジネスモデル上の課題もあった。
●一方で、複数の受託開発案件を通じて様々なIT製品を保有していた。このIT資産を活かして、前述の課題を解決していくことを目的に弊拠点をお訪ねいただいた。

大庭コーディネーターが行ったこと

大きく分けて次の3つの視点から助言を行った。
①売りやすい商品の見極め・・・弊拠点には様々な企業がITの悩みを抱えて来所する。そのニーズの観点から、中小企業に対して売りやすく、効果の高いIT製品を選定した。
②製品化のお手伝い・・・他社で導入されているIT製品を汎用的に使用するためには、機能を最小限に絞り、かつ直感的にわかりやすいシステムにする必要があった。実際に大庭コーディネーターが使用感を確認しながら製品化に至るまで改良を加えた。
③IT導入補助金の導入支援事業者へ・・・さらに販路開拓を容易にするため、IT導入補助金の支援事業者となることを助言し、採択された。

成果

●SMART TELEWORKという日報システムを開発。リモートワークの就労を案件別に簡単に管理可能なIT製品を保有することが出来た。同製品の販路拡大によって、会社名の認知度が高まり受託開発につながるビジネスモデルを確立することに成功した。
●IT導入支援事業者に採択されたことで、様々な製品を登録、販売し売上拡大を実現することが出来た。


◆支援のポイント◆

単に新製品を開発するのではなく、市場に受け入れられる製品をユーザー目線で検討することが1番のポイントだった。

相談者様の声

紹介が中心の新規顧客の獲得に限界を感じ相談に伺いました。大庭さんからの指摘により、①汎用性、②低価格、③“困った”を解決、をキーワードに日報システムSMART TELEWORKを開発しました。現在、クライアント企業様への導入が一歩ずつ始まっています。


株式会社ユニティーベル 代表取締役 讃良 昌孝 様

1992年創業のシステム開発企業。高い技術力と短納期に強みがあり、位置情報管理システムや美容室向けシステムなどを制作。開発業務は自社オフィス以外にも在宅勤務も認める等、リモートワークを推進。
〒194-0013 東京都町田市原町田2-8-1 KKビル5F
Tel. 042-729-7877
https://www.unitybell.co.jp 

大庭コーディネーターのコメント

ユニティーベル様の技術力や対応の速さを見ていて、IT製品を制作し、販売するという方向性は実現しやすいものでした。元SEである私の知見と、弊拠点に来所される事業者様のニーズを適切に組み合わせて新システムを開発することが出来ました。


大庭コーディネータープロフィール ▶︎


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