東京都よろず支援事例 2019 case03

東京都よろず支援事例 2019 case03

ー 刻を争う資金繰り対応
~残り1週間で3,000万円の「運転資金調達」~

抱えていた課題

●月末の運転資金が3,000万円不足している。
●月末まで残り1週間で、3,000万円の運転資金調達を行う必要があった。

髙コーディネーターが行ったこと

●相談者様の要望は、金融機関からの借入による資金調達だったが、初回面談でのヒアリング内容から月内で借入を目指す資金調達活動は時間の無駄になる、と判断した。
●活動方針を借入から新規追加投資(増資)の働きかけとM&Aに集中するよう助言した。
●月末までの1週間、土日を含め訪問や電話によるサポートを実施。
●短文の激励メールを毎日送信。実際に何度も社長である相談者様と会い、胸襟を開いて信頼関係を築くことに専念した。最後まで諦めずに新たな投資先への働きかけを推奨。

成果

●2つの新規事業がそれぞれ補助金の採択を受けスタートを切ることが出来た。
●1つ目は、独自の基礎化粧品を作りたいという小規模事業者に対して、同社のラボラトリー設備の貸し出しと知的資産を活用したコンサルサービスを提供する“Cosmeting™(コスメティング)”事業。
●2つ目は、東京の地域資源である伊豆諸島産の明日葉を活用したトイレタリー製品の開発事業である。


◆支援のポイント◆

相談を通して同社が出来る事、同社がやりたいこと、マーケットが求めることを徹底的に話し合うことで相談者様の納得が得られる方向性を導き出すことが出来た。

相談者様の声

この気持ちをお伝えするに足る語彙能力がないのが悔やまれます。 今はただただ感謝しています。
復活して輝いている僕を1日でも早くお見せしたいと思います。妻も「本当にありがとうございます」と申しております。
A社(事例の内容上、会社名等は伏せています)代表取締役

髙コーディネーターのコメント

情熱が本当に熱く、大きな可能性を秘めた経営者だと思います。


髙コーディネータープロフィール ▶︎


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