経営者応援ブログ

よくあるウェブマーケティングのご相談

こんにちは、東京都よろず支援拠点コーディネーターの吉野太佳子です。
新型コロナ感染症の拡大により、ネット活用を強化する事業者さまが増加しています。
それに従って、ウェブマーケティングのご相談も増えています。
今日のブログでは、「よくあるウェブマーケティングのご相談」をご紹介させていただきますので、ご参考になさってください。
最もといっていいほど多い相談は、「SNSだけで情報発信していてもよいでしょうか?」といったものです。
言い換えると、「ホームページは無くともいいですか?」あるいは「ホームページにあるブログ等の更新はしなきゃいけませんか?」という意味合いにも聞こえてきます。
理由として恐らくですが、SNSは画像や短い文章だけで発信でき、運用の負担が少ない点にあるのではないかと思います。
一方でホームページのブログ等は、テーマを決めて、文章を書いて、情報発信するわけですから、事業者様の負担は随分と差があるのではないかと考えます。
その答えはどうなのでしょうか?それでは順を追ってみていきましょう。

情報発信の機能特性に違いあり

まず、SNSで発信する情報とホームページで発信する情報には、その機能に違いがあります。
SNSの情報は、フロー型情報と呼ばれ、発信したタイミングに見てもらいやすい情報です。
そのため情報は一過性であり、繰り返し情報を発信していく必要があります。
一方、ホームページの情報は、ストック型情報と呼ばれ、蓄積型の情報です。
そのため情報を貯めておく機能を保有し、検索性が高く、過去の情報にもアクセスされやすくなります。
そして、情報資産として成長し、お客様を呼んできてくれる営業マンに育っていってくれるのです。
ですので、是非ともホームページの情報更新は行なっていただきたいところです。

SNSの活用はなぜ必要なのか?

そうなると、SNSの情報発信は必要なのか?という疑問が湧いてきます。
答えとしては、貴方のターゲットがSNSを利用しているのであれば、イエスです。
SNSを一つの市場として考えていただければわかりやすいのですが、
自社のホームページよりもSNSは訪問しているユーザーが多く、目に止まる可能性が高く、認知度を高めることができます。
SNSの市場をよく公園のようなところ、と例えさせていただくのですが、そこには多くのユーザーが遊びに来ています。
ユーザーにとって興味がある情報を発信すれば、知っていただける可能性が高まるということです。
そしてもっと詳しく知りたい、と思ったユーザーは紹介されているアドレスを辿ってホームページを訪問する流れになります。
ホームページは自社だけの店舗のようなイメージですので、SNSでの出会いをキッカケにユーザーに来店していただける流れを作り出すことができる訳です。
裏を返せば、SNSを利用するユーザーは、自分自身が見たい情報をSNSに求めており、残念ながら事業者さまとの出会いを必ずしも楽しみに訪問している訳ではない、ということです。
そのため、無理な勧誘はユーザーを遠ざけることになってしまうこともあるので注意が必要です。

SNSからホームページへ

基本的な考え方は、大きい市場(SNS)から、小さい市場(ホームページ)にユーザーを流すことです。
しかし残念なことに、その逆の流れを作っている事業者さまをしばしば見かけます。
ホームページを訪問するユーザーをSNSに流す、といった動線になってしまっています。
それでは、SNSの集客を手伝っているようなもので、とても残念です。

理想的なSNS活用とは

理想とするSNSの活用は、ユーザー自らが、事業者さまの情報をSNSでシェアしてくれることです。
容易なことではないのかもしれませんが、そうした仕組みで成長している事業者さまもいらっしゃいます。

このように情報発信は、戦略的に使うかが重要です。情報に振り回されることなく、上手に活用していきましょう!
もっと詳しい情報を知りたい方は、是非とも東京都よろず支援拠点をご活用ください。

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