こんにちは。東京都よろず支援拠点 サブチーフコーディネーターの吉野太佳子です。
中小企業や小規模事業者のご相談をお受けしていると、「紹介が中心なので、ホームページにはあまり力を入れていません」という声を耳にすることがあります。
確かに以前であれば、それでも大きな問題にはならなかったかもしれません。
しかし、今は「紹介されても検索される時代」です。
今回は、ホームページが果たす新しい役割について考えてみたいと思います。
ホームページはお客様だけのものではない
実は現在、ホームページを活用しているのはお客様だけではありません。
取引先は新たな取引を検討する際に企業情報を確認します。
金融機関は事業内容や取り組みを把握するための参考情報として活用します。
また、求職者は応募前に企業の考え方や雰囲気を知ろうとします。
つまりホームページは、企業に関わるさまざまな人が利用する「情報源」になっているのです。
以前は、ホームページがなくても事業が成り立つケースは少なくありませんでした。
しかし現在は、紹介された相手であっても企業名を検索し、ホームページを確認することが当たり前になっています。
どのような会社なのか。
何をしているのか。
信頼できそうか。
こうした情報を確認した上で、問い合わせや商談へ進みます。
ホームページから企業の姿勢が伝わる
ホームページを見れば、その企業のすべてがわかるわけではありません。しかし、多くのことは伝わります。
何をしている会社なのか。
どのような価値を提供しているのか。
どんな考え方で事業に取り組んでいるのか。
実際の相談現場では、現在の事業内容とホームページの内容が合っていないケースも少なくありません。
事業は進化しているのに、ホームページは数年前のまま。
新しい取り組みを始めているのに掲載されていない。
強みはあるのに伝わっていない。
これでは少しもったいないと感じます。
企業の魅力は、存在するだけでは伝わらないからです。
ホームページを見直すことは、自社の価値を見つめ直すこと
ホームページを見直そうという話になると、デザインやSEOの話になりがちです。
もちろん、それらも大切です。
しかし、その前に考えたいことがあります。
それは、「自社はどのような価値を提供しているのか」ということです。
誰のために仕事をしているのか。
どのような課題を解決しているのか。
なぜ選ばれているのか。
こうしたことを整理していくと、自社にとって当たり前になっていた強みや特徴が見えてくることがあります。
私は、ホームページの改善とは単なる情報の修正作業ではないと思っています。
ホームページを見直すことは、自社の価値を見つめ直すことでもあるのです。
ホームページは企業を映し出す鏡
ホームページは企業そのものではありません。
しかし、多くの人にとっては、その企業と最初に出会う場所です。
紹介された相手も、取引先も、金融機関も、未来の社員も、ホームページから企業の姿を読み取っています。
だからこそ、ホームページを見直すことは、単なる情報更新ではありません。
自社の価値を見つめ直し、それを相手に伝えるための機会でもあるのです。
集客は、その先に生まれる結果のひとつなのかもしれません。
東京よろず支援拠点では、「自社の価値は何か」「その価値をどのように伝えるか」という視点からのご相談もお受けしています。
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