こんにちは、コーディネーターの吉野太佳子です。
今回のコラムでは、東京都よろず支援拠点の経営相談のご利用のあり方について、ご案内させていただきます。
当拠点では、中小企業、小規模事業の経営者さま、個人事業主さま、そしてこれから創業を考えていらっしゃる方を対象に、経営のご相談を受けております。
経営のご相談と一言で申しましても、その内容は多岐にわたります。
大きな方向性としては、売上拡大がテーマである場合が多く、それを実現するための具体策といったところでしょうか。
例えば、ウェブ関連のご相談の場合
・自社でホームページ運用を行うことで、機動性を高め、費用を抑えたいが、どのように進めればいいのか。
・ネット広告を活用した集客を行なっているが、成果が見込めないため、何が問題なのかアドバイスが欲しい。
・SNSを活用しているが、成果に繋がっていない。やり方が違うのか?見直しが必要なのか?
等々、具体的なご相談が多くなっています。
しかし一方で、ご相談の内容がボンヤリしているケースも見受けられます。
現在コロナの影響により、売上が減少する中で、新たな取り組みの必要性を感じていらっしゃる方が多く存在します。
そうした場合、まずは現状を確認することから始めさせていただきます。
経営相談というよりも、何を相談いただけばいいのかを発見させていただく・・・といったところでしょうか。
こうしたご相談の中にこそ、経営課題が埋もれている場合が多いのです。
つまり、実施していることの中に問題があると思われがちですが、実施していないこと自体が問題であったりする場合もあるのです。
そうした際にもお役立ちできるのが、東京都よろず支援拠点であり、経験豊富な18名のコーディネーターが、お悩み事に寄り添った”ご提案”をさせていただきます。
経営者さまの状況をしっかりとお聞きした上で、
こんなことにチャレンジしてはどうか、
そのためには、まずこんなことから始めてみてはどうか、
事業者さまにとって対応可能な内容を具体的に”ご提案”させていただきます。
もし今、事業に対するお悩みが漠然とされていても、遠慮なくご相談ください。お待ちしています。